好きな人と生きていく

ゲームが好きな夫(J-Snake)と妻と子供の話。

妊娠・出産までの豆知識2

無事に産婦人科で赤ちゃんの心拍が確認できると、市役所等で母子手帳をもらえることになります。

ここでも注意が必要です。それは

③時間に余裕を持って、母子手帳を取りに行くこと。

もらったことがない方は、お医者さんから「母子手帳もらってきてね」と言われたら、単にもらってくるだけと思うのではないでしょうか。「ください」「どうぞー」みたいな。私は勝手にそういうのをイメージしていました。

実際は、母子手帳をもらう為には、想像以上に色々説明やらを受ける必要があります。交付まで1時間以上はかかりました。

私は仕事が忙しく、母子手帳をもらう時間がなくて、年末の仕事納めの日(12/27)に仕事を早く切り上げて市役所に向かったのですが、市役所は年末お疲れ様モードで偉い人が各部署に挨拶周りをして拍手が聞こえる中、手続きをしました。

(もっと余裕を持って行けばよかった)

市役所に到着したのは16時頃。終わったのは17時の閉館を過ぎた記憶があります。(市役所の担当者にご迷惑をおかけしました....)

妊娠がわかる書類等を見せ(私の場合はエコー写真でした。)、諸々の制度の説明を受け、自分自身の家族のことを話し(赤ちゃんを迎えるにあたって家族等からどのような協力が得られるのか、産後困りそうなことはないかなどのヒアリングを含む)、ようやく母子手帳と妊婦健診の割引券を受け取れます。

そして、産後の私の心配事(主に夫と私の共に両親が遠方に住んでおり、産後協力が得られないこと)を伝えると担当者から「家事・育児支援サービス」・「産後ケア事業」というものを受けられることを説明されます。

のちのち、出産後、このサービスにめちゃくちゃ助けられることになるのです。ポイントとしては、産後はほぼ動けません。その覚悟で相談しましょう。

 

(続きは次回)

妊娠・出産までの豆知識 その1

今回は、私が妊娠・出産を通して学んだことをお伝えしたいと思います。経済的・時間的に効率よく妊娠期間を過ごしたいと思っている方向けです。

どこまでかけるか、わかりませんが、第一子の妊娠・出産を通して事前に知りたかったと思うことが色々あったので記事にしていきたいと思います。

ここではあくまで豆知識程度のことなので、実際にこの話が医学的にどうとか、健康的にどうとか言う方は回れ右でお願いします。あくまで私の体験談等に基づく、私の主観に過ぎません。

それでは、始まり始まり。

①妊娠したかもしれないと思っても、早く産婦人科に行きすぎない。

早く産婦人科に行きすぎると赤ちゃんの心拍も確認できず、母子手帳ももらえないということが起きます。例え、生理が10日ほど遅れていて、自宅の妊娠検査薬で陽性反応が出たとしても、です。

通常、心拍が確認できるのは赤ちゃんが2cmを超えた辺り。それより前に行くと、赤ちゃんの育つ袋=胎嚢のみが確認できます。ですが、所謂、赤ちゃんもいなければ、赤ちゃんの心臓も見えません。

赤ちゃんの心拍が確認できなければ、母子手帳も発行されません。

つまり、心拍が確認させる頃にもう一度来てね、と言われるわけです。無駄足じゃーん的な。

ちなみに、

初回で心拍が確認できず、母子手帳を貰えなかったとしても、その日、産婦人科で尿検査・内診(お股からエコーを入れる)をするはずなので受診費用は3,220円。高くない?それで心拍も確認できないし、母子手帳ももらえないなんて...

しかも産婦人科は、どこも結構混むので平日は通院に半日は覚悟します。(私は待ちたくなかったので朝7時に診察券を出しに行きました。それでも診察終わるのに1時間かかりました。)

正直、心拍確認できる前の通院は、時間的、経済的な面のみ考えれば、不要かなと思います。

良い点をあげるのならば、その日の嚢胞のエコー写真が貰えること、一応お医者さんで妊娠陽性のお墨付きをもらえたこと、くらい。

 

②初回の通院はいつ行けばいいのか。

目安は生理開始の予定日から20日後くらい。

赤ちゃんの心拍が確認できると、市役所等で母子手帳がいただけます。(コロナで予約制になっている自治体もあるので事前に電話で確認するのが良き。)

この時、妊婦健診の受診券(割引券)がもらえます。そして、定期的に妊婦健診を受ける段階になります。

 

書くまでもないと思いましたが、

妊娠しているかもと思い、自宅で使った妊娠検査薬で陽性が出ているのであれば、この段階からアルコールやカフェイン、薬剤の使用は控えるべきです。と、かかりつけのお医者さんが行っていました。そりゃそうだよね。

 

 

 

お産体験記(後編)

こんにちは、お久しぶりです。

出産から5か月が経ってしまいましたが、お産レポートの続き、後編となります。

 いやー。ほんと、その時書かないとだめですね。猛反省。

 

前編では、神の手を持つ実習生(看護学校の先生)が現れ、陣痛で苦しむ私を救ってくれたことや、その後、惜しくもお別れしたところまで記述しました。

 

その後のお話。

【パート6】痛みレベル☆☆☆☆

神サポーターが帰ってしまった後、何人かの看護師(助産師)さんが入れ替わり、腰を押してくれました。

しかしながら、ほんのわずかな時間でも誰も押してくれる看護師さんがいない時には、陣痛の痛みは本当に辛く、、何度も何度も「いたああああああああああい!!!!」と陣痛室でめちゃめちゃ叫びまくり痛みを乗り越えます。声が枯れた。喉が痛い。

 

神実習生なき後は、ベテランの看護師さん(助産師さん)が肉厚の温かい手で腰を押してくれるわけですが、これもまた上手。若手の看護婦さんは、正直心もとない;;

人によって、よってこうも痛みが違うのかと驚きます。そして永遠に私の側にいて。お願い。 妊婦はどこをどのくらいの強さで押してもらったら楽になるのか的確に伝えるスキルが必要です。数ミリの誤差は命取りです。

そして、押す側は、どこを押した方がいいのか、強さはどうか、的確に確認することが大切です。立ち会いをするパートナーは絶対にマスターしておくべきスキルと言えます。間違ったらものすごい怒りを買うでしょう。

 

ちなみに、私の場合、大きな病院での出産だったため、緊急での出産案件が来たりで、一時看護師さんたちが慌ただしくなっていなくなったり、そうかと思えば、急にバリカンの音が聞こえて来たり(おそらく帝王切開のために陰毛を剃る音等)と、自らが苦しみながらも、お産の形は様々だ;;と実感しました。

 

 【パート7】痛みレベル☆☆☆

おそらく夕方5時過ぎ、泣きながらトイレに行きたい旨を看護師さんに伝えます。看護師さんは、ひたすらベッドの上で用を足していいよと言うのですが、流石に勇気は出ないし、仰向け続きで体位を変えたい、しゃがみたい、安心してトイレをしたいという強い希望を伝え、かなり無理を言って看護師さん同伴の元車椅子でトイレに行きます。

看護師さんはトイレの個室の外で待機しますが、2分もしないうちに、「赤ちゃん出て来たら危ないからもう帰りますよ。これ以上はダメ。」と言われ、陣痛室へ帰ることに。この辺りから少し体が楽になった気がします。

その後、ベッドの上でしゃがんで丸まっていると陣痛までの少しの間、わずかながらも楽に過ごせると気づきます。

 

 その後、お手洗いについては、トイレに行くことは許されず、お股にカテーテルを刺され、尿がバッグに溜まる処置を施されます。ぴえん。

 

ちなみに、ドクターは研修医の先生が多く、フレンドリーで定期的に様子を見に来てくれていました。まあ、割と年の近い男性の先生ばかりだったんですが、今考えるとものすごい醜態をさらしていましたね。私はあんまりそういうの気にしないタイプですが、気になる方は大きな病院は避けたほうがよさそうですw

 

【パート8】痛みレベル☆☆☆☆☆☆☆

(ここからはあまりにしんどすぎて、そしてお産から時間が経ちすぎて記憶が曖昧・・・)

 

陣痛の痛みがかなり強くなり、おなかに装着した波形が規則正しい波形を描いたころ、看護師さんに赤ちゃんがどの程度降りてきているのか見てもらうことになりました。これは、ガウンをめくられ、おマタを見られます。(って言っても苦しみすぎて、衣服は、はだけまくってるんで今更何をって感じですが。)

 

目視の結果、看護師さんから「(赤ちゃんの)頭の毛が見えるよ!!頑張って!」と告げられます。

衝撃。おマタから赤ちゃんの髪の毛が見えるってどういう状況!?いや、まあ産まれてくるってそういうことだよね、と内心、いろいろ考えました。(勿論、生まれてきたわが子はフサフサbabyでした。)

その後、「小豆(あずき)大くらい、開き始めてる!頑張れがんばれ」

(小豆からみえる、あかちゃんのけ!!!!)そして、さらに壮絶な痛みが続き、看護師さんが再びチェック、「金時豆くらいになったよ!!!がんばって!」と報告を受けます。うえーん、まだ金時豆。思わず指でどのくらいかと測りました。

 

このあたりから、「うーーーーーん」と痛みが加速し、唸り、何かを押し出したい気持ちが出てきます。

そして、こんなにいきんだら、うんちが出ちゃんじゃないかという不安がよぎります。

「看護師さん!!うんちが出ちゃう!」

「出ていいよ!大丈夫!普通のことだから心配しないで大丈夫!」

まあこんな会話が続くわけです、そしてちょこっと、うんちが出ちゃうわけですね。そして拭き拭きしてもらいます。

そうかと思えば、酸欠なのか、めちゃくちゃ眩暈がして地球が回り始めます。何が何だかもうよくわからない。気持ち悪いことを告げると、枕元にゲロ袋がおかれ、いつでもOK!どんな状況でもそれなりに何とかなりそうな状況が整います。そう、ここは病院。怖いもの無しだ。怖いと思うのは自分の心。強く生きろ、母になるんだ!

 

痛みについては、同室のママさんが「グレープフルーツ(=骨盤)丸ごとがメリメリっと中心から割れる(そして赤ちゃんが中心から出てくる)感じ」と表現していました。

まあ、骨盤崩壊ですよね。

 

【パート9】痛みレベル∞

いよいよ金時豆のサイズからお産が進み、陣痛室から分娩室に移動となります。

ベッドのまま移動され、ベッドがガンダムのようにガチャガチャっと組み変わり、いわゆる分娩台(足が左右に分かれて踏ん張れる形)になります。

 

そして、ドクター(男性)から正式にいきんでOKの合図が出ます。そして、的確な呼吸法の指示、「すってー、はいて、はいて、はいて、最後にもう一度、全部はくー」(だったかな)、体のすべての息を使って、赤ちゃんを押し出します。まあなんていうか、経験したことのないような痛みがやばい。小豆サイズから握りこぶし二つ分ほどの赤ちゃんの頭が出ようとしてるわけですから。そして、確実に赤ちゃんが下に下がってきている感覚がします。

そして、どのタイミングだったか、赤ちゃんの頭が自分の骨盤にガツン!とはまる衝撃の痛みが起きます。

「上手、上手、その調子だよ」励まされ、お産が進みます。そしてラストスパート、

「ちょっと広げるね」(だったかな)と声を掛けられ、思いっきり看護師さんの手がおまたの穴を広げ、「ぐーーーー」っと皮膚を引き裂かれます!!!

 

その瞬間、悟りました、妊娠中にやっておくとよいとされる会陰マッサージ(説明は省きます)なんてものは、所詮意味のないものだ(注:個人の感想です)。セルフマッサージでおマタが柔らかくなんてならない。だって看護師さんが力いっぱい広げてやっと赤ちゃん通るんだから・・・。

 

「先生、この呼吸、何回続けたら赤ちゃん出てきますか?」

「うーん。5回かな。頑張ろう、5回で産もう!」

何となく、お産に終わりが見えてきたという安堵。頑張ろう。長かった。

あと少し。

 

【パート10】痛みレベル∞

ドクターのリーダーシップのもと、深い呼吸を繰り返し、最終的には3回ほどわが子が出てきてくれました。出てくるときは、出てきたという体感なく、「生まれました!!」(だったかな)と言われ、「ああもうお腹にはいないんだな。」という寂しさと生まれてきてくれてありがとうの気持ちでいっぱいになりました。

20日から始まった長い登山は21日の午後8時頃に無事、頂に到着しました。

 

 

ちなみに、お産が終わったから終わりというわけではなく、胎盤を出す処置や、裂けた傷おマタの傷口を麻酔なしで10針ほど縫う処置がめちゃめちゃ痛い。お産より痛いという人もいるらしく。途中で麻酔も打ってもらいましたが全く効果はありませんでした笑

私の場合、赤ちゃんが出た後の子宮の収縮の戻りが悪く、1リットルの出血と多く(一般的には200-300、500までが正常値)でおマタの中にガーゼ10枚を詰めて、その日は就寝でした。また、お産も長引いたこともあって38度の高熱を出しながらの出産だったため、その日は24時まで病棟に帰れず、赤ちゃんとのちゃんとした対面も翌日となりました。ちなみにおマタの裂け具合も第3度となかなか裂けました。

そのため、翌日は車いすでしたとさ。また、数日間はおマタもお尻も痛すぎて、また、息子がおっぱいを吸うたびに子宮が元のサイズに戻ろうと収縮する痛みが襲ってくる。

まあ、ボロボロですね。産後は交通事故後と同じとはまさしくその通りです。

 

参考)おマタの裂け具合

①第1度会陰裂傷:会陰皮膚のみ,腟壁粘膜表面のみに限局し,筋層には達しない裂傷
②第2度会陰裂傷:球海綿体筋や浅会陰横筋などの会陰筋層に及ぶが,外肛門括約筋に
は達しない裂傷
③第3度会陰裂傷:外肛門括約筋や直腸腟中隔に達する裂傷
④第4度会陰裂傷:第3度裂傷に加え,肛門粘膜や直腸粘膜の損傷を伴う裂傷

 

 

【まとめ】

命の誕生は想像以上に過酷でした。

そして生まれてきた息子は本当に尊い。陣痛中は、生命はみんなこうやって産まれてくるんだと耐えながら、何度も何度も言い聞かせ、出産を終えました。

 

初めての出産でコロナ禍ということもあり、夫の立ち合いもなく、不安でしたが、神ハンドを持つ実習生や勤務を交代してまで初めから最後までついてくださった看護師さん、泣きじゃくりながらいる私を温かく受け止めたくれた研修医さんに囲まれ、本当に私は幸せ者だと感じています!そして、可愛い息子と一緒に今日を迎えられていることが本当にうれしいです!

 

長くなりましたが、最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!

みんなも産後のママさんいたわってあげてね!

 

以上!

 

 

 

 

お産体験記(前編)

ご無沙汰してます。J-Snake妻です。

この度、第一子長男を無事出産しました。息子の誕生に際して沢山の方にお祝いのメッセージやおむつやお尻拭き、おもちゃなどをいただきまして本当にありがとうございました。

 

今回のお産ですが、初めての出産ということで自分の中では驚きの連続でした。

 

この記事に辿りつく方はおそらくゲーム好きの男性が多いということで、「出産って本当に過酷(精神的にも肉体的にも)」、「産後の母の身体はボロボロ」という強烈なメッセージを具体的な辛さと共に伝えられたらいいなと思っています。

 

私の体験をありのまま記事するので、露骨な表現(端的に言えば、お股とかお尻とかうんちとかおしっことか大量出血の話とか)が出てくるので、苦手な方は注意です。

 

今後、皆さんの身近で尊い命が誕生することになったらこの記事を思い出して、愛を持って、産婦さんを事故の生還者(重症)のように扱ってくれたら嬉しいです。

それでは、長いストーリーの始まりです。

 

++++ 

【パート1】苦痛レベル☆

私がら「もうじき産まれるかも」と体調の変化を感じたのは予定日の2週間前(7月19日)の夕方でした。

1回あたりの痛みは生理痛のような、トンカチで腰をガツンガツンと殴られる感覚、「我慢すれば終わる!」と思える程度です。夕方から、ずきずきと2時間おきくらいに痛んでいました。

【パート2】苦痛レベル☆☆

その後、日付が変わった20日深夜0時頃から痛みのレベルが上がりました。

腰がトレーラーに砕かれるような痛みとなります。痛みが2,3時間の間隔から10-12分間隔と一気に短く、1回1分続くので、その間は秒針とすがるような思いで睨めっこ、早く終われと祈り続けます。終われば次の痛みまであと9分休憩...ふぅ、、と一休みです。

これが陣痛の始まりというわけです。

この陣痛、我が子が生まれる21日20時頃まで(その後40時間近く)続くのです。

痛みのエベレスト登山開始。まじ過酷。

 

想像してください、お腹を下した時の壮絶な痛み(の腰Ver)が10分おきに約40時間続くのです。「いつ(赤ちゃん)出てくるの!強烈に痛いんですけど!!!あああああー!」まあ、こんな感じがずっと続くわけです。

よく、「お産は鼻からスイカ」と表現されますがが、私は、陣痛中に何度も「神様、人間の設計完全にミスったでしょーー;;;」「いつまで続くの;;;」「腰がトレーラーに砕かれるーーー」と思い続けました。

 

 

【パート3】苦痛レベル☆☆☆

午前7時半、痛みの間隔が10分を切り始め、病院に電話。入院用品や出産用品をもって通院し、そのまま入院となります。痛みの間隔が更に狭くなるまで病院のベッドでひたすら待つ。待つ。待つ。待つ。

入院手続の際にこの痛みは前駆陣痛と説明を受けましたが、説明の間も腰がトレーラーに殴打されまくり、呼吸もままならず、痛みが来るたびに椅子に座れず床にうずくまるの連続。

(*前駆陣痛とは、本陣痛の予備のようなものらしい。身体が陣痛に備えている状態のようです。

通常、そこまで過酷と聞いたことはなかったので想定外でした。大泣)

 

また、入院時に医師の内診(膣からエコーの棒を入れて子宮や中の赤ちゃんの様子を確認すること。)を受けても、子宮口は全く開いておらず、「こんなに痛いのに開いてないってどういうこと!?」と唖然としました。

(ちなみに出産時には子宮口は10センチ開くと言われています。10センチの穴から赤ちゃん出てくるってすごいな、おい、、、!)

 

 

そして午前7時から翌日深夜(午前)3時位まで約10分おきの痛みが永遠に続きます。20時間。トイレに行くまでの100mの間に陣痛が来たら動けなくなって廊下でうずくまる。お願い今は傷まないでと祈るような気持ちで歩く。途中、看護婦さん達に介助してもらってベッドに戻る。そしてまたひたすらベッドで陣痛に耐える。この繰り返しです。

 

ちなみに、自宅で陣痛が起きている間、夫はノータッチで痛いのは私の仕事でしょって感じでした。まあ痛過ぎて、夫がどうとか、そんなのどうでも良くなります。

 

【パート4】苦痛レベル☆☆☆☆

さて、気を取り直して。

午前7時に入院した後も相変わらず10分おきにトレーラーが腰を横行していた訳ですが、翌日、午前3時頃に工事が本格化したのか痛みが変わります。ドリル導入といったところでしょうか。

腰から骨盤に痛みがぐっと下がり、「身体の中で何が起きた」と実感します。痛過ぎてナースコールを押して内診を受ける。

子宮口が3センチ開いていることを確認。やったあ!!お産が進んでると安堵。

しかしながら生まれるには10センチ開かないといけない。思わず3センチを指で測りました。そしてまだまだ先は長いことを実感。

 

【パート4】痛みレベル☆☆☆☆

ここからベッドのある病室から陣痛室に移動(21日午前7時半頃)、お腹に心電図のような機械をつけて、赤ちゃんの心拍を図り、波形を見ながら陣痛を乗り切ります。

波形が高くなると陣痛が来ているサイン。

 

しばらくすると助産師さんから「看護学生さんが出産に立ち会って見学してもいいですか?」と言われます。私は「ということは今日生まれるかも!もうすぐなのかも!」と内心喜び、快く承諾。

 

しかし、その後もお産が進まず、膣の中から子宮に風船を入れて人工的に子宮口を広げる処置(通称バルーン)をします。100mlの容量の風船をお股から器具を使って挿入します。風船の力で子宮口を広げる作戦。

 

しかしながら、処置後もお産は進まず、点滴で陣痛促進剤を導入し強制的に陣痛を起こすことに。本来持っている人間の力ではなく、医療の力で陣痛を起こすってことなので、まあこれが痛い。トレーラーとダンプが私の骨盤を工事し始めます。登山してたと思ったら自分の体が山だったわ、切り崩されてたわ、みたいな。

ちなみに陣痛中は水も飲めないことになっていて、喉が乾いたら氷をもらって舐めます(トイレに行ったら赤ちゃんが出てきてしまう可能性があると思われる。)

そして体感で3時間くらい経過した頃、思い切って「さっき氷舐めてからどのくらい時間が経ちやしたか?」と助産師さんに時間を確認。

ところが15分しか経っていなかった。。。10分おきの陣痛を1分耐え続けたことにより、短い時に縛られ、時が歪みました。なかなか辛い。悲しい。

 

【パート5】痛みレベル☆☆☆☆

陣痛の痛みの訪れは赤ちゃんの心音と繋がっているのか、お腹につけた機械の波形でわかります。陣痛促進剤により陣痛が定期な感覚になると、綺麗な山ができ、助産師さん達も、「もう少しで痛みが来るよ!吸って!」と声をかけてくれたり、痛みに合わせて腰を強く押してくれたりします。この技がまさに神業。神は貴方でしたか!!!助産師さんたちの神業により荒れ狂う冬の日本海に光が差し込みます。

私の場合、たまたま運良く現場実習に来ている看護学校の先生(実習生といってもプロの域)がつきっきりでいてくださって、ずっと痛みと共に腰とお尻を押し続けてくれました。本当に感謝しきれません。この感謝は永遠に忘れないでしょう。フォーエバー。

実習時間の関係で途中で帰ってしまう時には悲しくて辛過ぎて「最後まで居て欲しいです。。。帰っちゃうんですよね。。」「行かないで欲しいです;;」と遠恋中の女子高校生みたいに悲しみました。。。

 

 

 

長くなって来たので(3000字)

前半はひとまずこの辺で。

続きはいつの日か...!

 

 

 

 

 

出産を控えて。夫の1日の過ごし方。

ご無沙汰しています。

早くも7月に入り、夏真っ盛りの沖縄(本日は34度)からお届けします。

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写真は自宅から車で20分ほどの宮城島です。

最高に綺麗なので癒されます!

前回の記事から約1か月半、ゲーマー妻視点で何かしら記事を書こうと思っていたのですが、なかなかピンとくる記事がなく更新が止まっていましたが、書かないことには始まらないと思い、キーボードを叩くことにしました!

 

出産を控え、それまでフルタイムで8時間働いていたところからコロナがあったり産休の突入で、圧倒的に自宅で夫と過ごす時間が増えたため、今回は、改めて夫のライフスタイルや日中の過ごし方について少しご紹介したいと思います。

コロナによって、スマブラのイベントがことごとく潰れてしまったこともあり、夫のモチベーションがかなり下がっていたり、イベントの準備等がないこともあって、現状、夫はスローライフの極みという感じで毎日過ごしています。

第一子がもうじき生まれるので、私としては、最後の夫婦二人の時間をゆっくり自宅で過ごせるので嬉しい限りです!

 

一方で、スローライフ夫の生活を目の当たりにして、圧倒的に、産休に入る前の私よりも仕事に対する拘束度が少ないことに結構、驚いています。(夫は整体師で夕方から勤務。水・土・日・祝日休み。週4日、1日5時間。残業なし。)

もちろん、夫婦なので、夫の仕事の状況や日中自宅にいることは把握していたのですが、いざ平日の昼間から一緒に過ごすとなると、夫がこんなゆっくりしていることに驚き!まるで主夫みたいな生活…うらやましい!というのが本音でもあります。

といっても私の場合、やりたくて就いた仕事なので、正直、夫が自宅でスローライフを送っていたとしても、私より働け!と思うことはなく、という感じではあります。笑。お互いやりたいことをやっていれば、それでいいんじゃないかなという感じです。

 

本題に戻りますが、夫を観察した結果、夫は1日、約12時間はゲームのこと(スマブラの企画等を含む)を考えて過ごしているようです。(一番下にタイムスケジュールを載せています。)

スマブライベントの企画、ゲーム界隈(最新ゲーム、スマブラ界隈(海外含む)やその他格闘ゲーム界隈の動向)の情報収集、実況プレイの視聴、チームの動画編集等。

分かってはいましたが、改めて夫のライフスタイルを目の当たりにして、まあなんというか、夫にはゲームしかないし、理解ある妻すごいな(これが言いたかった。)と自画自賛です。

 夫婦の会話は、夕飯の時と夫が仕事に行く前にその日あったことを少し話すくらいかな。報告・連絡・相談は割とLINEでしています。

 前の記事でも少し触れましたが、配信の日は、私は夫の集中を妨げないように離れているので、隣の部屋から夫の配信にコメントし、その日のスマブラの調子だったり、大会の結果だったりを確認しています。これがいわゆる夫婦のコミュニケーションですね!笑 私がコメントしすぎても、他の方がコメントし辛くなってしまので、配慮しながら適度に!

 きっと、子供が生まれたら、また生活スタイルも変わってくるのと思うので、そこは折を見て、記事にできたらいいかなと思っています。

 ゲーマー×子育て(新生児)、どんな感じになるのか楽しみです。

 

続きを読む

ゲーマー飯

こんにちは、J-Snake妻です。

前回の記事(宅オフとの付き合い方)が意外にも多くの方の目に留まり、二日で2500PVとなりました。ありがとうございます!

これまで、ゲーマー妻視点で書かれた記事があまりなかったため、意外性がよかったのかな?とか思いつつ、私もゲーマーの配偶者や彼女さんの生活実態や日々のあれこれをたくさん知りたい!と心から思っています!ぜひ記事にしていただきたい!読みに行きます!

 

さて、今回は、夫との食事について、ゆるゆると書いていきます。

 

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(記事のサムネイルにちょうど良さそうなので貼ってみた)

 

端的にいうと、夫は偏食の塊みたいな生き物です。こんな書き方をしたら、ちょっと誤解を与えそうなので補足ですが、おそらく夫は食事に興味が全くありません。

「食事=最低限の栄養補給の手段」としか考えておらず、日常生活を送るのに必要なカロリーが取れればよし!という考えを持っています。

 

つまり、夫的に言えば、カロリー摂取できれば、毎日、カップ麺、レトルト、コンビニの総菜でもOKですし、普段から「カプセル1錠で食事がすめばいいのに。それが理想。」、「食事の時間がなければ、もっとやりたいことに時間を裂ける!」と言っているので、妻としては、何とか、温かく見守っています。

そして、なんていうか、もうここまで行くと、何かの研究者の生まれ変わりなのかなという気すらしてきます。

ということで、夫は求めていないんですよね!家庭的な食事とか栄養のバランスとか、食の楽しみのようなことは!そして、「食事に全く手がかからない夫」でもあるのです。やはり、一途に道を進む人は何かを犠牲にしないといけないんだなと。(まあ、本人は犠牲とも思っていなさそうですが・・・!)

 

一方で、私は、食事は家族そろって一日のできごとを団欒しながら食べたい、一汁三菜が当たり前、お魚、お野菜大好き、季節の食材を楽しみたい!側の人間なので、夫婦生活を送る上で悲しみの連続でした。まあもう、今は理想の食卓なにそれ?状態で、しょうがないと割り切っていますが、本当につらかったです。一緒に食事しても楽しくないんだもん。好み&価値観が全く異なるので、もうしんどかったです。

ちなみに、誤解を恐れず言うならば、結婚当初は食事を作っても喜ばない、残されるは日常茶飯事、最悪、食材を捨てられるでした。(嫌いなものが家にあるから食材として使われるんでしょう、だったら捨てよう的な。)

ご存知の方も多いと思いますが、夫は自分でも認めていますが、サイコパス要素がだいぶ強い人間です。

 

苦労話なんていくらでもあるのですが、対して面白くもなんともないので、本題に行きましょう!

食事は毎日のことなので、ゲーマ夫との関係をうまく作るには、食事を通してストレスを与えないことが大切です。そして、私がニコニコしていることが一番なので、自分が笑える方法を探した結果、今は、以下のスタンスをとっています。

 

 

1、自分が夫のために食事を作りたいから作る。【最重要】

→カプセルの食事でもいいと言ってくれる夫です。

私は料理が好きなんだ、夫に頼まれているわけではなく、自分で作ってあげたいから作っているんだと思うこと。

作ったら食べてくれるだろうという考えは甘いです。喜んでもらえるなんて思ってはいけません。見返りは求めない!

見返りを求めてそのたびに悲しい思いをしている方(かつての自分)がいたら、相談に乗ります!見返りを求めないって一番難しいんですけどね。。。

 

2、食べてもらえなくても怒らない。

→1と似ているのですが、食卓に出す前に(できれば作り始める前に)、「〇〇作るけど食べられる?」と確認し、夫の反応を見ています。大体の初めて出すものは「わからない」「食べない」と返答があるので、「食べたくなかったら、食べなくていいからね。」と言ってしまいます。こちらも、始めから食べないかもと思えたら気が楽です。

食べない時には、カップ麺でも食べてもらいます。

嫌いなものも一口は食べようと言っていた時期もありましたが、食事自体がストレスになっていたようなので、やめました。(お母さんかよ)

 

3、無理して作らない。

→カプセルの食事でもいいと言ってくれる夫です!!(2回目)

自分の体調が悪いときや疲れているときに無理に作る必要はありません。自分が心身共に疲れているときに、無理して作っても、ろくなことになりません。普段は気にならないことも、こういう時に食べてもらえなかったりすると絶望に変わります。メンタル大事。休むの大事。

自分で買ってきてもらいましょう!もう30歳のおじさんです。この世の中は便利なもので溢れています。ちなみに我が家では食事を作らないという理由で怒られたことは一度もありません。

 

4、喜んでほしいときには、おやつ系を作る。

→食材の好き嫌いは多いですが、夫は、食後や休日のブランチには、何かと甘いもの食べたがります。前日の食事で喜んでもらえなかったけど、何か作ってあげたい、喜んでほしい!と思うときにはWIN-WINです。

我が家はフルーチェだったり、パンケーキ、フレンチトーストが多いです。夫のお気に入りはパンの耳ラスクですね。

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時間があれば、ロールケーキ、クッキー、パウンドケーキ、チーズケーキなんかも喜んでもらえます。

 

余談ですが、夕飯よりも配信や作業、打ち合わせを優先させるため、片手間にご飯を食べることも、我が家ではとりあえずよしとしています。

基本的に夫が帰宅するタイミングで温かい食事が仕上がるように調整して夕飯を作っているのですが、帰宅直後の夫のTwitterチェックや打ち合わせにより放置されたりすることもしばしば。はじめは悲しかったですが、カプセルOK夫なので、私が、「夫婦そろって食卓テーブルで食べよう。」とガミガミ言って、食事がプレッシャーになっては元も子もありません。(寛大になったなあ・・・。)妻はニコニコしているのが一番です。

 

時には、イクラ丼(本当はお味噌汁をつけたいよ)のような、ゆっくり食べたい食事の時にも夫の配信があれば、こんな図になります。(結婚当初からは考えられない・・・!)

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+++

ちなみに、ちょっと困ったさんな夫に食事を作るときは、①基本は肉、②濃い味、③野菜なし、④栄養や彩は気にしないで作ると喜んでくれます。

本当は長生きしてほしいので、野菜や味付けも色々工夫したいのですが・・・

 

参考(夫に喜ばれるゲーマー飯)

①鉄板の豚丼

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②バターチキンカレー

③麻婆豆腐丼

④混ぜ麺

 ⑤チキン南蛮

 ⑥ 漬けマクロ丼

 

Aランク(お気に入り)

タコライス、オムライス、お好み焼き(キャベツの存在が唯一許可される)、麻婆豆腐、そぼろ丼、サーモン(刺身)、マグロ(刺身)

 

Bランク(リピートOK)

お茶漬け、シーチキン納豆、ふりかけ、食べるラー油、チャーハン

乾麺の焼きそば(生めんよりカップ麺に近いジャンキーな味となる)

オニオンリング

 

Cランク(喜ばれなかったもの)

パスタ(ツナとトマト、ペペロンチーノ、クリーム系パスタ)、シチュー、カレー、ハヤシライス、ちらしずし(酢NG)、鍋(汁物自体NG)、煮込みうどん

 

参考2(夫の偏食具体の紹介)

【食べられるもの】

白米、肉、たまねぎ(ネギ類)、にんじん、トマト、ピーマン、イクラ、サーモン、マグロ、卵、豆腐、納豆、シーチキン、ポーク缶、乳製品

*肉はササミや胸肉などの脂のない部位はNG

薄切りのバラ肉、鳥もも肉がお好みです。

 

【食べられないもの(好まないもの)】

食べられるものリストになければ食べないと思ってOK。野菜全般(茄子、キュウリ、葉野菜全般、アスパラ、ブロッコリー、れんこん、カブetc)、キノコ全般、果物全般、芋類全般、魚料理(*甲殻類アレルギー有)、汁物全般(味噌汁含む)、酢系、辛い系、ママ類全般、和食(味の薄いもの)、水っぽいおかず全般(野菜炒めも然り)

 

 

参考3(我が家(夫)のお気に入りレトルト)

お母さん食堂(ファミマ)の角煮、バターチキンカレー(セブン、ファミマ、無印)、牛丼(ただしレトルトは具が少ないので満足しない様子)、カップ焼きそば(意外にも塩カルビが夫のお気に入り)

カップ麺(行列のできるラーメン和歌山)、冷凍チャーハン(焦がしにんにくのマー油と葱油が香るTHEチャーハン

 

余談ですが、いなばのバターチキンカレー(缶詰)超美味しいです。実家では箱買いしてストックしていました。非常食としても保存できるので是非・・・!グリーンカレーもオススメ。

 

 

 

私1人でご飯するときはこんな感じ

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なんですが、夫からしたら、味しなさそうだからいいや!となるような食事ですね!

仕方ないので今現在、自分のためだけにご飯をつくるときは写真を撮って家族に送って自己満足してます〜!

 

以上、参考になれば嬉しいですー!

 

 

 

 

宅オフとの付き合い方

妻的視点による宅オフ雑記。長いので注意です。 

 

今となっては、我が家にとって当たり前となりましたが、

結婚当時、戸惑ったのは、宅オフです。

この記事を見てくださる大半の方が、おそらくスマブラ関係者で「宅オフ」という言葉をご存知かと思いますが、ざっくり私の言葉で説明するならば、

ネットで知り合ったスマブラー(殆どが男性)が複数(3人から5人程度)自宅に来て、長時間(大体6時間から10時間)スマブラを対戦する会です。

 

今では我が家では定期的に開催していますが、夫との同居当初、私は宅オフについて知識がなく自宅でオフ会?何するの? 状態でした。

 

そして、初めて、新婚の自宅で宅オフを開くことになり

(何なら、私は千葉から沖縄に赴任したばかりで、転居に伴う家具が全く整っていない状態での開催。婚姻後、夫とは沖縄と千葉で別居生活を約1年半した後の同居でした。)

 

リビングに用意したモニターに向かって、成人男性4,5人がスマブラをし続ける見慣れない光景が繰り広げられたときには、率直に「私の結婚生活大丈夫かしら」、「自宅に私の居場所がない!」、「それはともかく、妻として、参加者にお茶を出すべきなのか。」等と戸惑ったことを今でも覚えています。

 

通常、我が家の宅オフでは、大体午後2時頃から午後10時過ぎまで、夫を含めた6人前後のスマブラーがモニターに向かって黙々とスマブラをし続けます。

 そして、突如、わっと歓声が上がり(おそらくいいスマブラの試合ができた瞬間)

その後黙々と再び対戦・・・。

 

私は、この宅オフの光景を見て、スマブラーではない自分の立ち位置に非常に困ってしまいました。スマブラをするわけでもない、声をかけ邪魔をするわけにもいかない

(=お茶を出す状況でもない)。うーん。さて、どうしよう。

 

結論からいうと、宅オフについては、その状況に「慣れよう」の一言に尽きます。

そして、宅オフ開催当初の私にアドバイスするならば、

①宅オフ参加者はスマブラをしに来ている。スマブラができればいい。

(特段、妻として気を使う必要はない。宅オフを長く続けられるよう、互いにいい意味で気を使わない関係が大切。)

②自分の居場所は自分で作ろう。

(自分の家なんだから。図太くいこう。)

です(笑)。

 

大きく環境が変わらなけば、今後も宅オフは定期的に開催されます。

そして、夫にとっても、オフラインでじっくり対戦できる機会はとても貴重です。

宅オフを開くからには、うまく付き合っていくしかないのです。

宅オフと家庭生活を一つ屋根の下で両立できるようバランスをとっていくことが非常に大切です。

 

 

 休日なんだから、ゆっくり過ごしたい、夫と出かけたい、そんな希望や気持ちもあって仕方ないと思いますが、ゲーマーの夫と結婚してしまったのです。

これは修行です。ゲーマー夫とよく話し合いましょう。そして、結婚は忍耐と苦しみを忘れる都合のいい頭が必要です(笑)。あとは些細なことを幸せだと思える気持ち。

繰り返しますが、何事も慣れです。そして、ちゃんとお互いを理解できれば、自分が(仕事やプライベートで心身ともに)辛いときに一緒に乗り越えていけるようになります。本当にこれは何事にも代えがたい幸せなことです。

 

精神論はさておき、その他、宅オフを開催するにあたって夫婦で話し合ったことや私の課題だったことは以下の通りです。一般的なことですね。

 

①防犯面

 ハンドルネームと顔しかわからない。変な人を連れてきたらどうしよう…!実際に来たら怖いおっさんだったら!住所を悪用されたら!そんなことまで考えました。

そのため、参加は、夫と面識ある人のみ可能に。あとは、私が直接、大会や対戦会に参加して実際にスマブラーと関わり、自分の目で確かめることを心がけています。

 沖縄県内のスマブラーは大体、把握するようにしています。直接、会ってどんな人物が分かれば不安も減ります。遠征者で面識がない場合は、不安も大きいですが、SNSYouTube、ブログなどで事前にその方について調べています。あとは信じるのみ。細かいことを考えても結局は会うまでわかりません。

 そして、宅オフに来た参加者や遠征者とは、積極的に話すようにしています。その方の生き方や簡単なバックグラウンドを知ることができ、その方に興味が持てます。そのうちお泊り大歓迎になります。こうなってしまえば、自分としてもすごく気持ちが楽になります。

 

②宅オフ中の私の過ごし方

 通常、我が家の宅オフは、昼過ぎから夜(午後7時から遅いと深夜0時過ぎ)まで開かれています。宅オフ中は家事(特に衣類の洗濯)はできません。

必要なことは事前に済ませています。

宅オフ中は、我が家の間取り上、リビングで残されたのは寝室のみなので、タブレットや本を持ち込んで引きこもるか、美容院に行ったりと自分一人の時間を楽しめるよう外出します。あとは、一緒にスマブラを観戦したり、スマブラーとおしゃべりしたり。参加者が一人、二人くらいなら、ごく稀にご飯を作ってお出しすることもあります。

習うより慣れよう!!慣れると、自然体で自分が過ごしていても、それほど気にならなくなります。はじめは、宅オフ中に気軽にお手洗いもいけませんでしたが、今では、宅オフでも化粧もせず、夜には普通に入浴し、すっぴん、Tシャツでうろうろしています。

 

③宅オフの開催日程が直近まで決まらないことについて

 我が家では夫の方針によって、前日または当日に開催するかが決まります。

 「毎月第〇曜日〇時から〇時」と事前に決めてほしいとお願いした時期もありましたが、日程にとらわれず気軽に自宅で開きたいという夫の意向が強く、尊重せざるを得ませんでした。確かに、夫にとっても休日なので、ゆっくり過ごすか宅オフを開くかなんて自由に決めたいという気持ちもわかります。

 そのため、宅オフをせずに夫婦で出かけたいときには、事前(遠出だったら1か月以上前)に夫に予約をします(笑)。夫は引きこもりで出かけたがらないので、宅オフがなくても引っ張り出すのに一苦労ですが、無事に成功すると、こうなります。(ダイビング、いちご狩り)

 

 

④掃除、衛生面

 宅オフ前の掃除と宅オフ後の掃除は夫がやることになっています。

 夫にはリビングや廊下をクイックルとダイソンをかけてもらい、カーペットを全面コロコロ(粘着テープ)、トイレ掃除をしてもらっています。私は台所や玄関、手洗い場、宿泊者がいるときの寝具の準備やお風呂掃除を担当しています。水回りはとても気になるため、私が担当しています。

宅オフを開いてびっくりしたのは、男性が複数人、長時間、スマブラをして汗を流すとそれなりに部屋が汗臭くなり、室温も高くなるということです。誰が悪いわけでもなく、仕方ないことなんですが、宅オフ解散後の空気の入れ替えやファブリーズ、宅オフ中のエアコンや扇風機は必須です。

 

⑤宅オフルール

 参加費や冷蔵庫の使用方法などについても相談しました。お手洗いについては、座ってしてもらうよう希望を伝えました。冷蔵庫は自由に開閉OK、ウォーターサーバーの水も自由に飲んでOKにしているので、基本的に飲食は自由です。参加費は上記の衛生費や掃除用具の一部としています。今のところ、宿泊者ともに一律1回、100円とわかりやすく設定しています。ご厚意による増額、持ち込み、差し入れも大歓迎です。みなさんからは、ジュースだったり、ファミリーパックのお菓子だったりを提供していただき、過ごしやすい環境にご協力いただいています。いつもありがとうございますm(_ _)m

 

++

ざっと、夫婦で話し合ったことや私のスタンスはこんな感じです。

 

私の周りには、ゲーマーの妻がいなかったため、同居当初は、休日くらい夫とゆっくり過ごしたいという気持ちが強く、自分の気持ちをどこに持っていけばいいのか、夫との向きあい方がわからないことも多くありました。さらに、宅オフはプライベートな休日の生活をさらけ出す場なわけで、単に、夫のゲーム愛を理解すればいいという話ではなく、自分とほかのスマブラーとの関係をどのように保つのかも大切になってくるということに気づきました。

 

夫のゲーム人生と運命を共にしなければならないという現実を踏まえ、精神的に楽でいられる方法を探すことがとても大切であり、私は、夫の交友関係を把握して、顔の見えるお付き合いができたほうが気持ち的に楽なので、積極的にかかわる方向でいます。私のキャラをわかってもらっていたほうが伸び伸びとふるまえるので楽でもあります。(逆に、人によっては、全くゲーム界隈に干渉しないという関係があっても私はいいと思います。)

 

最後になりますが、特に女性は気持ちを受け止めてもらえないことで被害感情が増幅する傾向があるように思うので、信頼できる方に話すなどしてうまく気持ちを整理し、元気が出たら、また夫婦で話し合い、夫婦とゲームの適切な距離感や関係を探っていく。これに尽きるのかなと今では思っています。

当初は、戸惑いや不安の連続でしたが、今では程よく夫との時間を大事にしながら、宅オフを開けるようになりました。何かの参考になればうれしいです^^

 

長い記事でしたが、

最後まで読んでくれてありがとうございます★

今後、こんな話題を取り上げてほしい等ありましたら、ぜひ教えてくださいね!